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2006-06-20

自分にできないことをすごいと思う 15:29

自分ができないことをすごいと思う、と言うのは結構今の会社に入ってから意識するようになった。

僕の知人がよく言ってるんだけど「近くにいる人ほどすごいと思わなくなるの法則」というのがある。「外からみててすごいなーと思ってた人が、一緒に働いてみたらすごくなかった」ということはとてもよくあることなんだけど、これ

  • 本人は本当はすごいんだけど、近くにいすぎて他の粗が目立ってそれをすごいと感じなくなってる
  • 実はたいしたことなかったのが、適正な評価に落ち着いた

の二種類の見方があるんだけど、なんとなく経験的に前者であることが多い。というか僕の中では前者が正解。

はてなに入る前は、はてな中の人たちはすごいなー、自分なんかでやっていけるのかなっていう不安がかなり大きかったんだけど、中に入って自分もいろいろ結果を出して、ああ自分でもやっていけるなっていう安心とかを得たりするのと同時に、外から見てたら分からない問題とかがいろいろ目に入ってきたりして、そうするとだんだんすごいと思ってたはてな中の人たちがすごく見えなくなったような気がした。

でもそれは錯覚で、人間は他人/他の対象の長所よりも短所の方をどうしても大きく捉えがちというのと、近くにいる人をほめるのはなんか気恥ずかしいみたいな感覚があって組織の中でお互いを賞賛しあうみたいなことが意識しないとあまり行われないみたいなところが起因してるんだと、自分に言い聞かせてきた。ときどき冷静になって、はてなに入る前の自分の視点になってみたら、やっぱりすごいと思うよな、とか思いながら。

僕の中では互いが互いを尊敬しあってる組織はうまくいくという風に思ってるので、自分の組織の人たちを尊敬できるようにどうしたらいいかと考えて、意識的に「自分にできないことをやれる人はすごい」と思うようにしてきた。他の人がやってる仕事で何気ないものでも、「これは自分がやるとしたらどのぐらい大変か、自分にできるだろうか、あるいは他の人にもできるだろうか」と考えて、そうじゃなかったら「ああ、彼は彼にしかできないことをやって価値を出している」と思ったりする。最初は無理に思考を制御してるみたいでなかなかこの考え方に慣れなかったけど、最近はだんだん素でそう思えるようになってきた。

そうやって、他の人の長所を意識的に見るようにしてきた結果、すごくないと見えてしまう法則にとらわれずに他の人を見ることができるようになった気がする。

しばらくこういう思考(?)をしてきたせいか、自分にできないことをやってる人を批判してるひとを見ると、「ああ、自分も前はあんな風だったかもな」と思ったりする。自分にできないことができればすごいと無条件に思い込むのは危険かもしれないけど、思わないより思う方がなんとなくいいことがありそうな気がするよ。

fm315fm3152006/06/20 17:53「互いが互いを尊敬しあってる組織はうまくいくという風に思ってる」という言葉に感銘を受けました。
僕は、どちらかというと自分にできないことをやってる人を批判してる方に分類されると思うので反省しました。

hamastahamasta2006/06/20 21:13たかがちょっとしたアイコンを1つ作成することでも「すごい」と思います。
大抵の人は、そういう能力を過小評価する傾向にあるようだけれど。。

stky16stky162006/06/21 09:06自分自身に対して、同じようなことで悩む人も多い気がします。「思わないより思う方がなんとなくいいことがありそうな気がするよ。」という言葉は、本当にそのとおりだと感じました。

shigenoshigeno2006/06/21 11:41長所と短所の両方を意識し、賞賛と批判を同時に行えるのが理想的な気がします。

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